サワトウガラシ

ため池に群生していました。
ミミカキグサと一緒だと、小さく見えません。

’１０．９．１７撮影　中津市（大分県）

Deinostema violaceum (Maxim.) T.Yamaz.
サワトウガラシ（沢唐辛子）　／　オオバコ科　サワトウガラシ属　１年草　／　８～１０月　／　北海道～沖縄

池や沼のほとりの湿地。茎は基部で分枝し高さ１０～２０cm、時に基部は倒れて地上を這う。葉は対生し、線状披針形で長さ７～１０mmで細く先はとがる。萼はほとんど基部まで５裂している。花の長さは５～６mm。花冠は２唇形で下唇の中央裂片は特に大きく２裂する。時に葉腋に無柄の閉鎖花をつける。さく果は長楕円形で萼より短い。似たものにマルバノサワトウガラシがあり、葉幅が広く卵円形となり、種子の網目模様が浅い。

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