ニリンソウ


                ’04.5.2撮影 仰烏帽子山(熊本県)

蕾は絹糸を巻いた手鞠のようです。


                                          ’04.5.2撮影 仰烏帽子山(熊本県)



                 ’03.5.5撮影 京丈山(熊本県)
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 Anemone flaccida F.Schmidt
ニリンソウ(二輪草) / キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草 / 4~5月 / 北海道~九州
山麓の林縁や林内。草丈15~55cm。根茎は円柱形で水平に伸び、長さ3~10cm。根出葉は1~6個、3全裂し、小葉は広菱形~倒卵形、長さ2~6cm、幅1~4cm。中裂~浅裂し、白班がある。葉柄は長さ6~25cm、無毛かやや開出する毛がある。茎葉は3枚が輪生し深く欠刻し、表面白班が、裏面に伏毛がある。花は白色で、普通2個と樹に単生するか3個つき、径1~3cm。普通白色。花柄は長さ2蚊等cm、伏毛あるいは開出毛がある。萼片は5個、楕円形~円形、長さ6~18mm、幅4~16mm、背面に伏毛がある。押し弁は長さ5~7mm、葯は黄色で長さ約1mm、花糸は線形。果実(集合果)は広卵形、径約6mm、痩果は広楕円形、長さ約4mm、斜上毛がある。花が色々な形で緑色になるものがあり、ミドリニリンソウ(f. viridis)といい、紅色を帯びるものをウスベニニリンソウ(f. rosea)という。

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