ミヤマハコベ


                         ’05.5.4撮影



                                         ’04.5.2撮影

この谷のミヤマハコベは驚くほど大きいです。直径2cmくらい。
ふつうは花弁と萼片の長さが同じくらいのものが多いのですが、ここのは花弁ほうがかなり長いのです。




仰烏帽子山(熊本県)
ミヤマハコベGallreyへ

Stellaria sessiliflora Y.Yabe
ミヤマハコベ(深山繁縷) / ナデシコ科 ハコベ属 多年草 / 北(西南部)、本、四、九
  山地の沢沿いの陰湿地。草丈10~40cm。茎は叢生し、斜上するが後に下部は地を這い、片側または両側に毛がある。葉は対生し、卵形~心円形、長さ1~4cm、幅0.7~2.5cm。先は鋭頭~鈍頭、基部と葉柄に長い毛がある。葉柄は長さ1.5cm。花は上部葉腋から花柄を出し、直径1~1.5cmの白色の花を単生する。花弁は5個で先は2深裂するので、10弁に見える。雄しべは10個、葯は黄白色。花柱は3個。果実(蒴果)は卵形~球形、長さ約5mm、6裂する。種子は腎円形で赤褐色。 

▲花調べHomeへ