イラクサ(刺草) / イラクサ科 イラクサ属 多年草 / 6〜9月 / 本州〜九州
木陰などに生える。高さ40〜100cm。茎は四角形で茎や葉に蟻酸を含む棘が多く、刺さると痛い。葉は対生し、
長さ5〜12cmの広卵形で、欠刻状鋸歯がある。雌雄同株。茎頂部に雌花穂がつく。花被片は4個で、花後に2個
が大きくなる。花柱は1個。雄花序はやや下部につき、淡緑色で、花弁はなく萼片は4個、雄しべは4個。
※イラクサ科の刺毛は「毛」ではなく「毛様体」で、先端部は針になっており、基部には液体が入る嚢がある。
この液体にはヒスタミンとアセチルコリンを含み、皮膚につくと強い痛みを感じる。 |
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