センダイソウ '14












9年ぶりに逢いに出かけました。
まだ生きながらえているのか、二人の記憶で自生地にたどり着けるか...
などなど心配していましたが、何とか再会を果たせました。






花序をだしているのは今年も3株、しかし花序は二回り小さくなって、弱々しく見えます。
花が密生していないので、花の構造がよくわかります。
白い花弁が5個、そのうち2個が長いのはダイモンジソウと同じですね。
雄しべ10個、雌しべは2個あるんだ。萼片5個が目立ちます。


’14.10.27撮影 長崎県
 センダイソウ・モミジバセンダイソウGalleryへ

 Saxifraga sendaica Maxim.
センダイソウ(仙台草) / ユキノシタ科 ユキノシタ属 多年草 / 9~10月 /本(紀伊半島)、四、九
  ソハヤキ植物。「仙台草」という名は産地を間違ったもので、仙台には自生しない。
深山の湿った岩上。花茎の高さ5~20cm。葉は長い柄があり、卵円形で7~9浅裂し、厚く、光沢がある。散房状の花序に白色の花をつける。花弁は披針形で5個、上部の3個は短く、長さ5~9mm、下部の2個は長く垂れ下がり、長さ15~20mm。雄しべは10個、葯は橙赤色。 
Saxifraga sendaica Maxim. f. laciniata (Nakai ex H.Hara) Ohwi ex Yonek.
モミジバセンダイソウ(紅葉葉仙台草)/ ユキノシタ科 ユキノシタ属 多年草 / 9~10月 / 本、四、九
   センダイソウの一品種で葉の切れ込みが深い。山地渓谷の湿気のある岩上。

HOMEへ