オオバヤドリギ '19
















筒形の花は4裂し、反り返ると、雄しべと雌しべが突き出ます。
花被(萼)は赤褐色の星状毛が密生しているので、裂開するまえは地味で目立ちませんが、
反り返ると花被内側の緑色と雄しべの赤色がカラフルでユニークです。





台風の後なので、どうなっていることかと心配しながら出掛けてみました。
常緑のはずの葉が半分、褐色になって、花が目立ちませんが、ほどほどに花をつけていました。
出来るだけ被写体に近づけようと、三脚を伸ばしていたら、雲台が抜けて小川にダイブ。
落ちた場所はよくわからないけれど、長靴ではカバー出来そうにありません。
あぁ~ 最悪!

しかし、普通では絶対してくれそうにない相棒が川に下りて回収してくれました。
長靴に水が入り、靴下もズボンも水浸しになりながら、、、
ドジでゴメンね。 ありがとう。

’19.10.6撮影 北松浦郡(長崎県)
 オオバヤドリギGalleryへ

  *APG分類ではマツグミ属。従来の分類ではオオバヤドリギ属
 Taxillus yadoriki (Siebold ex Maxim.) Danser
 オオバヤドリギ(大葉寄生木)/ヤドリギ科 *マツグミ属 半寄生常緑低木/9~12月/ 本(関東以西)~沖
別名はコガノヤドリギ。常緑樹に寄生する。ややつる性で高さ80~100cm。葉はふつう対生、卵形~広楕円形、全縁、革質。裏面は赤褐色色の星状毛が密生する。葉腋に筒形の花が2~7個ずつつく。花被は赤褐色で長さ約3cm、内側は緑紫色。花被は細長い筒形で、先は4裂し、裂片は線形で反曲する。果実は康だ円形で長さ7~8mm、赤熟する。 

Homeへ