キセワタ

 

何だろう?



気になって、花は残ってないかと行ったり来たり、、ありました。
なんだ、キセワタ、そうそうキセワタだ。(^^ゞ
3分で答えがわかると、超スッキリ。




少々分かりづらいですが、とげとげしい萼の中に濃褐色の分果が4個見えています。

’24.10.30撮影 平戸市(長崎県)
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 Leonurus macranthus Maxim.
キセワタ(着せ綿) / シソ科 メハジキ属 多年草 / 8~9月 / 北海道~九州
山地の草原。高さは60~100cm。葉は洋紙質で対生し、葉柄は長さ0.5-3cm。葉身は卵形または狭卵形で、先は鋭頭または鋭突頭になり、縁には大型の欠刻状の鋸歯があり、基部は広いくさび形またはやや切形となる。葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個ずつつける。花冠は長さ2.5~3cmの2唇形で、紅紫色。筒部は萼筒より長く直立し、上唇はフード状になり全縁で外面に白い毛が密生して白く見え、下唇は3裂し中央裂片は下方に曲がる。雄しべは4個、うち下側2個が長く、上唇の内側に沿って伸びる。雌しべは1個。果実は分果で4個。和名は花冠の白い毛が密生している様子を花に着せた綿に見立てたもの。

 <よく似たもの> メハジキ :茎葉は羽状に裂け、唇形花の下唇の中央裂片が2裂している。 

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