イワタバコ








シダ植物の宝庫で国の天然記念物になっていることろなんですが、
シダ植物はまったくわからず、猫に小判でした。
その一帯の崖にはイワタバコも群生しています。
ここのイワタバコは7月初めからさきはじめているようで、もうピークを過ぎていました。

地元のお祖母さんがイワタバコの葉を1株から1枚ずつ間引いていました。
苔むした岩は滑りやすいのに慣れた足取り、慣れた手つきです。
植物にダメージないよう、摘み取り、食材になさるのでしょう。
しかし、大きなビニール袋いっぱいの葉、塩漬けにするのでしょうか。


’04.7.31撮影 吉井町(長崎県)
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 Conandron ramondioides Siebold et Zucc.
イワタバコ(岩煙草) / イワタバコ科 イワタバコ属  多年草/6~8月/本(福島県以南)、四、九
  岩壁に生え、葉がタバコの葉に似ていることからこの名がある。葉は翼のある長さ3~10cmの柄があり、
  楕円状卵形で長さ10~30cm。葉の間から長さ6~12cmの花茎を出し、頂に散形花序をつける。
  若菜は苦みがあるが食べられる。

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