タマカラマツ


                           ’14.6.19撮影




                            ’14.6.19撮影




                                            ’14.6.19撮影




                                             ’14.6.19撮影


以前、蕾を見つけてそのままになっていたカラマツソウ属を見てきました。
草丈は20cmほどのものが多く、細い茎についた花はまばらで、華奢なイメージです。
花の形ははミヤマカラマツによく似ていて、直径8mm程度、花糸は上半部が太くなり、葯はほぼ同じ幅です。
葉裏は白粉色を帯びています。その他、際だった特徴がないので、同定には自信がもてません。






                                                                                       ’09.5.24撮影

小さなカラマツです。ミヤマカラマツの1/2くらいです。
この個体は見た中では大きな個体で20cmほど。
まだ蕾で開花時期は6月中旬くらいからでしょうか。
もっと小さいコゴメカラマツとの違いは....???
コゴメカラマツの花期は4〜5月で標高が比較的低いところに生育するようです。
また九州でよく見かけるシギンカラマツの蕾はピンクですが、こちらは淡緑色です。

カラマツソウの仲間はみんな撮影しづらいですが、
タマカラマツさんはそのなかでもトップクラス、
細い茎に小さな玉がゆらりゆらり、止まれ止まれと念じても気持ちが通じません。(-.-;)


 宮崎県
タマカラマツ(たま唐松)/キンポウゲ科 カラマツソウ属 多年草/6〜8月/本(近畿)、四、九(一部)
  高さ20〜30cm。根生葉は1個で、花期にも残り、2〜3回3出複葉。花序は根生葉より高く伸びる。托葉は
  ない。小葉は薄く、基部は切形〜円形、葉裏は白粉色を帯びる。茎葉は2〜3個、根生葉に比べ小さい。花は
  散房状の花序につき、白色。花糸は上半部が太い。萼片は4〜5個で、花期に脱落する。そう果は線状長楕円形。
  根はところどころ球状〜紡錘状にふくれる。匐枝はない。

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