シコクフクジュソウ '18

















昨年は雪景色のなかに咲くシコクフクジュソウでしたが、
今年は体調が悪かったので、3週間遅れになってしまい、雪が残っていません。
満開だろうと思っていたのですが、開花状態は6分咲き程度、
いたるところに蕾があって、滑りやすい斜面を移動するのに一苦労。

’18.2.17撮影 高千穂町(宮崎県)
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シコクフクジュソウ(四国福寿草) / キンポウゲ科 フクジョソウ属 多年草 / 2〜3月 /本州、四国、九州 
  山地の明るい林内。花茎の高さ10〜15cm。萼片は菱状広卵形〜倒卵形で長さ10〜16mm、暗赤紫色を帯び花弁とほぼ同長。茎はほぼ
  中空。葉裏は無毛。集合果は球形でフクジュソウより小さく、毛は短い。分布は四国、九州とされていたが、近畿地方でも確認された。

<4種比較>
キタミフクジュソウ :北海道 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。茎は中実。葉裏に毛が密生。集合果は大きく、毛が長い。
フクジュソウ :北海道〜九州 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。茎は中実。 葉裏は無毛か微毛。集合果は大きく、毛が長い
ミチノクフクジュソウ :東北・中部・九州 萼片は淡色で花弁の1/2か2/3。茎は中空。葉裏は無毛か微毛。集合果は小さく、毛は短い。
シコクフクジュソウ :本州・四国・九州 萼片は赤紫色を帯び花弁とほぼ同長。茎はほぼ中空。葉裏は無毛。集合果は小さく、毛は短い。

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