’05.2.20撮影
’05.2.20撮影
萼片が花弁とほぼ同長
’05.2.20撮影
この自生地に咲くものはシコクフクジュソウだそうです。
萼片がミチノクフクジュソウほど、短くないです。
開花株が少なかったので、特徴をしっかり把握することは出来ませんでした。
高千穂のフクジュソウは? 仰烏帽子山のフクジュソウは? 阿蘇のフクジュソウは?
みんなシコクフクジュソウに思えてきて...
園芸品種の野生化もありますし、よくわからなくなりました。
’08.2.28撮影
’08.2.28撮影
’08.2.28撮影
標高の高い峠を越さなければいけないので、出かけるのが遅くなりました。
予想はしていましたが、初々しい花はありませんでした。
早春とは思えない強い日射しも、少々誤算でした。(>_<)
諸塚村(宮崎県) |
シコクフクジュソウという新種が発表されたのは2001年のことで、
日本産のフクジュソウは以下の4種が判明しています。
(キタミフクジュソウ・ミチノクフクジュソウ・フクジュソウ・シコクフクジュソウ)
シコクフクジュソウの特徴
萼片が花弁の長さとほぼ同長
葉の両面が無毛
集合果は小さく球形で、そう果の毛は短い。 |
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シコクフクジュソウ(四国福寿草) / キンポウゲ科 フクジョソウ属 多年草 / 2〜3月 /本州、四国、九州
山地の明るい林内。花茎の高さ10〜15cm。萼片は菱状広卵形〜倒卵形で長さ10〜16mm、暗赤紫色を帯び花弁とほぼ同長。茎はほぼ
中空。葉裏は無毛。集合果は球形でフクジュソウより小さく、毛は短い。分布は四国、九州とされていたが、近畿地方でも確認された。
<4種比較>
キタミフクジュソウ : 北海道 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。 茎は中実。葉裏に毛が密生。集合果は大きく、毛が長い。
フクジュソウ : 北海道〜九州 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。 茎は中実。 葉裏は無毛か微毛。集合果は大きく、毛が長い。
ミチノクフクジュソウ : 東北・中部・九州 萼片は淡色で花弁の1/2か2/3。茎は中空。葉裏は無毛か微毛。集合果は小さく、毛は短い。
シコクフクジュソウ : 本州・四国・九州 萼片は赤紫色を帯び花弁とほぼ同長。茎はほぼ中空。葉裏は無毛。集合果は小さく、毛は短い。 |
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