コウヤボウキ

コウヤボウキ ’01.10.27 行縢山
           ’01.10.27 行縢山(宮崎県)



                      ’01.10.27 行縢山(宮崎県)

さきほどキッコウハグマを見かけ、こんどはコウヤボウキと
テープ状の花が可愛らしいこと。
13個の花が5つに裂けているということは65!
65のテープがカールしてるんだ。

よく似たナガバノコウヤボウキは2年目の枝に花をつけ、束生した葉の中央につき、花がならんでついています。
こちらのコウヤボウキは1年目の枝に花をつけ、葉には短い毛が生え、枝の先端に1つだけ花をつけます。




               ’23.4.11撮影 北山湿地(愛知県) 

 Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.
コウヤボウキ(高野箒)/キク科 コウヤボウキ属  小低木 / 9~11月/本(関東以西)、四、九
山地の日当たりのよい乾いたところ。高さ60~100cm。葉は2形あり、1年目の枝は卵形~広卵形で長さ1.5~5cm、幅1.2~3.5cmのの葉が互生し、縁には小さな突起状の鋸歯が疎らにある。2年目の枝は各節に3~4個の細長い葉が束生し、葉身は楕円形~長楕円形、長さ2.5~5cm、幅1~1.5cm、縁には波打つ疎らな浅い鋸歯がある。両面に圧毛があり、特に裏面脈上に多い。頭花は1年目の枝の先に単生し、白い筒状花をつける。小花は10~13個で、長さ1.5mm、花冠の先は5裂し反り返る。総苞は鐘形、長さ8~14mm、総苞片は7列、外片が小さく、内片が長い。痩果は密に短毛があり、冠毛は長さ8~10mmm、白色から淡褐色になる。

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