キイレツチトリモチ '12
南国ムードあふれる林内に暮らしているキイレツチトリモチたちです。
キノコみたいですが、植物なんです。
クローズアップすると花穂はご飯をキノコ形に丸めたきりたんぽみたいです。
ところどころについている白いプチプチが雄花で、雌花は隠れているそうです。
焦げ茶色になっているのは開花が終わった年老いた雄花です。
’12.11.6撮影 串間市(宮崎県)
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Balanophora tobiracola Makino
キイレツチトリモチ
(喜入土鳥黐)/ツチトリモチ科 ツチトリモチ属 1年生または2年生の寄生植物/10~11月
/ 九(長、宮、鹿)、沖
海岸付近の低地林内で、トベラ、シャリンバイ、ネズミモチなどに寄生する。高さ3~12cm花茎を地上に出す。全体が黄白色で、花穂はやや細長い。地下茎は塊状で、皮目がない。花茎はこの根茎の頂端から3~10個出る。雌雄同株で、一つの花穂に雄花と雌花がつく。花穂は長卵形で先端が細く尖り、黄白色の粒に覆われ、長さ2~5cm。 表面にまだらに雄花がつき、雌花は粒々(小棍体)の間に隠れている。雄花の花被は3裂し、葯は3個。
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