ボンテンカ




↓可愛い花からは想像できない果実です。

梵天というのはインドのことで、インドから渡来した花という意味でつけられた
という説がありますが、定かではないそうです。
名前の由来はともかく、原産地もハッキリしていない、
いつごろから日本に定着したのかもわからない、謎めいた花です。

ということで、興味津々、会いに出かけたのですが、
理屈なしにかわいい~~。びっしょり濡れて、潤んだお顔がたまらなく愛くるしいのです。


’10.10.13撮影 宮崎県















ボンテンカに再会できましたが、到着時間が16時過ぎていたので、ほとんどしぼんでいました。
前回は雨上がりだったのに、愛くるしい笑みをみせてくれたのですが、
16時すぎると、力尽きるようです。


’14.9.28撮影 宮崎県
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 Urena lobata L. subsp. sinuata (L.) Borss.Waalk.
ボンテンカ(梵天花 / アオイ科 ボンテンカ属 低木状の多年草 / 9~10月 / 四、九州南部~沖
  本来南方の植物で原産地はわかっていない。高さ60~100mm。葉は深く3~5裂する。表面に暗緑色の雲紋があり、基部は切形。葉柄は1~2cm、副萼片は線状披針形で、長さ3~4mm、萼片よりやや短い。(副萼片はオオバボンテンカより短い)花は直径約2cm、花弁は5個、花柱は雄しべ筒に包まれていて、先端部で10裂する。果実は扁球形で、5つの分果からなり、分果は長さ4mm程で星状毛があり、鈎状毛の先端には逆向きの小刺がある。 

オオバボンテカ Urena lobata L. subsp. lobata との大きな違いは葉の形。ボンテンカのように深く深裂せず、浅く3~5裂した広卵形~円形。

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