ジャケツイバラの豆果




不気味な赤茶色の豆果はジャケツイバラでした。
熟すと褐色になり、2つに裂開するそうです。

’22.8.27撮影 くじゅう(大分県)

ジャケツイバラ(蛇結茨)/ マメ科 ジャケツイバラ属 落葉低木/ 4〜6月/ 本(山形、福島県以南)〜沖縄
  日当たりのよいやや湿ったところ。枝はつる状にのび、鋭きカギ状の刺がある。葉は偶数2回羽状複葉で、葉軸や
  葉柄には刺がある。小葉は5〜12対。枝先に黄色の花が穂になってつく。花は3cmほど。花弁5個、広倒卵形、
  上側の1個が少し小さく赤い筋があり、赤色の雄しべ10個。豆果は長さ約10cm、上側の縫合線が翼状にはりだす。
  褐色に熟すと、2つに裂開し、数個の種子をだす。名前の由来は茎がつる性で曲がりくねっており、あたかも蛇が
  結ばれてとぐろを巻いたようであるから。

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