ワレモコウ


               ’09.9.1撮影 雨ヶ池(大分県)



                 ’02.8.3撮影 久住町(大分県)



               ’09.9.1撮影 雨ヶ池(大分県)

わかりやすい画像ではありませんが、小葉は楕円形で縁に三角形の鋸歯があります。
コバナノワレモコウやナガボノワレモコウの小葉はもう少し細長い形をしています。



                                ’09.9.1撮影  雨ヶ池(大分県)

優しい秋風がワレモコウを揺らします。

くじゅう(大分県)

 Sanguisorba officinalis L.
ワレモコウ(吾木香) / バラ科 ワレモコウ属  多年草 / 8~10月 / 北海道~九州
日当たりのよい山野の草地。草丈30~150cm。葉は奇数羽状複葉で5~13個の小葉からなり、小葉は楕円形~長楕円形で、長さ2.5~6cm、幅1.5~3.5cm。先は円く、基部は心形~円形、縁に三角形の鋸歯がある。両面無毛で、時に基部に小型の葉がある。葉柄は無いか短い。茎葉は小さく、短柄か無柄。花序は枝の先に穂状花序となって直立し、卵形~楕円形、長さ1~2.5cm、径5~10mm。花は暗赤紫色~黒紫色、先のほうから咲き始める。萼片は楕円形~長楕円形、白色~暗赤色、長さ2.3~3.2mm。雄しべは4個、萼片より短く、脱落する。葯は暗赤色。花糸は白色~暗赤色。花柱は長さ約1mm。果実(痩果)は3稜形、乾くと暗褐色になり、長さ約2.5mm。

「吾木香」とか、「吾亦紅」と書くが、語源がよく分かっていない。インド産のモッコウ(木香)に似ていて、我が国のモッコウだからという説が有力。 

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