ウバユリ


                                    ’12.7.27撮影 男池園地(大分県)



                                       ’12.7.27撮影 男池園地(大分県)

花期に葉が枯れてなくなることが多いので、「葉がない」を「歯がない」とかけ、姥百合という名前になったそうです。
実際は花期も葉が残っていることが多いですが、
初々しい花でも、あまり乙女チックなところがない花なので、
葉のことはさておき、姥百合という名がぴったりですよね。




                  ’12.7.25撮影 菊池渓谷(熊本県)
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 Cardiocrinum cordatum (Thunb.) Makino f. sordidum Makino
ウバユリ(姥百合) / ユリ科 ウバユリ属 多年草 / 7~8月 / 本(関東・中部地方以西)、四、九
花の咲く時期には根元の葉が枯れるものが多いので「葉がない」を「歯がない」にかけたもの。草丈60~100cm。地下に根出葉の柄の基部が膨れた少数の白色の鱗片がある。葉は茎の中部以下に数個つき、卵状楕円形で長さ15~25cm。基部は心形、長い柄がある。花は茎頂に数個横向きに咲き、花被片は倒披針形で緑白色、長さ7~10cm、先はあまり開かない。雄しべは6個、長さは不揃いで葯は淡褐色。果実(蒴果)は楕円形で、長さ4~5cm。種子は扁平で膜があり、長さ10~13mm。
変種のオオウバユリは草丈が高く、花数が多い。

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