シモツケソウ

シモツケソウ '05.8.14撮影 くじゅう
                       ’05.8.14撮影




                        ’02.8.3撮影

シモツケソウは湿原にも咲きますが、薄暗い登山道にもたくさん咲きます。


くじゅう(大分県)
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 Filipendula multijuga Maxim.
シモツケソウ(下野草)/ バラ科 シモツケソウ属 多年草 / 7~8月 / 本州(関東以西)~九州
山地の湿った草地。草丈30~80cmの多年草。茎は緑色で細長く直立し、株ほとんど無毛。葉は根生葉と互生する茎葉がある。根生葉及び下部の茎葉は奇数羽状複葉。頂小葉が大きく、幅5~10cmで、5~7に掌状に裂ける。托葉は膜質で沿って直立する。枝先に集散花序を出し、花径4~5mmの淡紅色の花を多数つける。花弁は5枚で形は円形。雄蕊は多数あり、花糸が長く花冠から飛び出ている。萼片は5枚で反り返っている。稀に白色花もある。果実は痩果で扁平な長楕円形、短い柄があり、赤色に熟す。名前の由来は花の感じが落葉低木のシモツケ(下野)に似ている草本という意味。
アカバナシモツケソウは果実に毛があり、花が濃紅色。シモツケは落葉低木で葉の形が鋸葉でも掌状に裂けていない。 

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