サイヨウシャジン


                                 ’02.7.27撮影 くじゅう(大分県)


典型的なサイヨウシャジンはもう少し裾のあたりがくびれ、萼裂片に小鋸歯がないとされていますが、
このようにふっくらした花で、萼裂片の僅かですが小鋸歯があったりする個体も見かけます。



                 ’19.10.15撮影 九重町(大分県)




                  ’19.10.15撮影 九重町(大分県)
 サイヨウシャジンGalleryへ

 Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. triphylla
サイヨウシャジン(細葉沙参)/キキョウ科 ツリガネニンジン属 多年草/8~11月/本(中国地方)、九
 
 別名ナガサキシャジン。山地の高原。茎は直立し40~150cm。葉は広楕円から細いものまで変化が多い。花は淡青紫色で壺形、裾の裂け目あたりが少しくびれる。花柱は長くつきでる。花の長さ8~11mm。ごく希に白花もある。沙参というのはツリガネニンジンの漢名。

*ツリガネニンジン(サイヨウシャジン)の南西諸島型で 花冠が鐘形で花柱があまり突き出ないタイプをリュウキュウシャジンとすることもある。

HOMEへ