オオトモエソウ (コウライトモエソウ)  Kuju-2


                  ’24.9.7撮影 九重町(大分県)

花柱が雄しべから飛び出していませんが、花の大きさ、葉の形から
オオトモエソウ(コウライトモエソウ)です。



                                    ’24.9.7撮影 九重町(大分県)

久しぶりに湿原のメイン散策路を歩いてみました。
容赦なく照りつける日差しに、熱中症になりかかった私たちですが、
ここでは初めてのオオトモエソウを見つけ、シャターを押す元気をもらいました。





                ’18.8.26撮影 九重町(大分県)



                                                ’18.8.26撮影 九重町(大分県)



                                ’18.8.26撮影 九重町(大分県)

昨年、ヒゴタイを眺めたのに、コウライトモエソウは気がつきませんでした。
大株なので、少し前だったら美しかったことでしょう。




                   ’22.8.27撮影 九重町(大分県)



                    ’22.8.27撮影 九重町(大分県)


見上げる斜面にオオトモエソウが見え隠れしています。
日射しが強すぎて、撮影条件が悪すぎました。




                              ’15.8.23撮影 湯布院町(大分県)



               ’15.8.23撮影 湯布院町(大分県)


斜面に咲いている大株発見!
咲き乱れた感はありますが、まだ十分美しいです。
しかし、斜光が強く、思うような構図が撮れません。
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 Hypericum ascyron L. var. longistylum Maxim.
オオトモエソウ(大巴草)別名コウライトモエソウ /オトギリソウ科 オトギリソウ属 多年草 /7~8月 /九州
   トモエソウの変種。大陸系遺存植物。丘陵地。高さ約1m。花弁は巴状に反曲し、淡黄色。トモエソウに比べ葉の幅が広く、花が大きく直径6cmを超える。 花柱が長く、全長の2/3ー3/4が互いに合着し、長さ13~17mmで子房の2倍長ある。葉は披針形~長楕円状披針形、長さ4~9cm、幅0.5~2cm。花弁はより大型で、長さ27~45mm、幅16mm。蒴果は15mm、種子は長さ15mm。
 Hypericum ascyron L. subsp. ascyron var. ascyron
トモエソウ(巴草) / オトギリソウ科 オトギリソウ属 多年草 / 6~8月 / 北、本、四、九 
  和名は花弁がよじれて巴状になることによる。草丈50~130cm。茎は直立して上部で分枝するか分枝せず、4稜があり無毛。葉は対生し、披針形で長さ5~10cm、幅1~3cm。先は尖り、基部は心形で半ば茎を抱き全縁。質はやや厚く、多くの明点が入るが黒点はない。花は1日花、枝先に2出集散状に3~15個つき、花は黄色で径4~6cm、花弁は5個、長楕円形で先が曲がり、長さ約2.5cm、幅約1.5cm、腺点はほとんどない。雄しべは約80個、長さ約1.5cm、5束にまとまる。花柱は長さ約7mm、全長の1/3~2/3の高さまで合着し、先は反り返る、花柄は長さ1~3cm。苞は葉状で小型。果実(蒴果)は円みを帯びた円錐形で、長さ1.3~1.5cm。種子は黒褐色で網状の隆起がある。 

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