オニノヤガラ  Kuju


                 ’24.7.20撮影 由布市(大分県)

花は萼片3つが合着しているので壺状になっています。
画像を拡大し、目を凝らしても蕊柱がどうなっているのかわかりません。
唇弁の上に花粉らしき黄色いものが落ちています。


                                  ’24.7.20撮影 由布市(大分県)

結実率が高いようで、びっしり果実をつけています。


                                  ’24.7.20撮影 由布市(大分県)




                  ’23.7.20撮影 九重町(大分県)

例外もあるのかもしれませが、
林内で見かけるオニノヤガラは花の色が緑白色をしています。



                ’23.7.20撮影 九重町(大分県)

↑ギリギリセーフ、一週間前は綺麗だったことでしょう。

↓移動して、別の山では果実になっていました。


                 ’23.7.20撮影 由布市(大分県)



オニノヤガラ ’02.6.8 有氏牧野道
                 ’02.6.8撮影 有氏(大分県)

草原で見かけるオニノヤガラは茎も花も黃褐色です。


オニノヤガラ ’02.6.8 有氏牧野道
                 ’02.6.8撮影 有氏(大分県)



                   ’02.6.8撮影 有氏(大分県)

探しているときには見つからず、諦めて車に戻ってみると
わずか3mくらい先にニョキニョキ生えていました。
あ~ぁ炎天下、汗をふきふき探し回った数時間はなんだったのでしょ!

くじゅう(大分県)
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 Gastrodia elata Blume
オニノヤガラ(鬼の矢柄) / ラン科 オニノヤガラ属 菌従属栄養植物 / 6~7月/ 北海道~九州

林下、湿原、草原。草丈40~100cmの菌従属栄養植物。地下にある塊茎は表面に多数の節があるジャガイモ状に肥厚し、塊茎の中にナラタケの菌糸がを入れ、その消化吸収から栄養をとり、塊茎は毎年更新される。茎は直立し、黄褐色、鱗片葉がまばらにつく。花は茎頂に長さ10~30cmの総状花序になり、20~50個の黄褐色の花をつける。花は長さ7~10mm、背と側萼片の3つが合着して壷状になり、基部の下側はやや膨らみ、口部は斜めになって3裂し、裂片の内側に小さな2個の側花弁がある。唇弁は卵状長楕円形、長さ8~10mm、基部近くで3裂し、中裂片の縁は房状に細裂し基部の縁は肉質に隆起する。果実(蒴果)は倒卵状長楕円形、長さ12~15mm、柄は長さ約5mm前後。真っ直ぐのびた花茎を鬼の矢柄にたとえたもの。
アオテンマ(アオオニノヤガラ):地上部に葉緑素をもち花や花茎が緑色を帯びる品種。
シロテンマ:背が低く、花や花茎が淡黄白色の変種。 

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