ヌスビトハギ

ヌスビトハギ ’03.8.24撮影 大船林道
                                ’03.8.24撮影  大船林道(大分県)

とっても小さなはなですが、ピンクの彩りが可愛いですね。
変種のヤブハギはよく似ていますが、花が白色です。


ヌスビトハギ ’03.8.24撮影 大船林
               ’03.8.24撮影  大船林道(大分県)


ヌスビトハギ ’99.9.1撮影 高森(熊本県)
       ヌスビトハギの果実   ’99.9.1撮影

盗人の忍び足に見えるでしょうか?

Hylodesmum podocarpum subsp. oxyphyllum var. japonicum
 ヌスビトハギ(盗人萩) / マメ科 ヌスビトハギ属  多年草 / 7~9月 / 日本全土 
平地から山地の道端、林の縁。草丈60~120cm。茎の基部はやや木質化する。葉は茎全体につき、3小葉からなり、頂小葉は菱状卵形~卵形、長さ2.5~12cm、幅1.5~7cm。先は鋭頭~鋭尖頭、中央部から下が最も幅が広い。側小葉はやや小さい。花は茎頂や上部の葉腋にややまばらにつき、花冠は淡紅色で長さ3~4mm。果実(節果)は普通2小節果からなる。上側は真っすぐで、下側に円形の膨らみ眼鏡型。果実の側面には赤褐色の斑紋があることが多い。和名は果実の形を忍び足で歩く盗人の足形に見立てたもの 。
<似たもの>
 アレチヌスビトハギ : 北アメリカ原産。花は鮮やかな赤紫色でヌスビトハギよりもやや大きい。
             葉の両面に毛が多い。果実には2~4個の節があって、三角状にくびれる。
 マルバヌスビトハギ: 全体にやや毛が多い。葉は厚めで、小葉の先はとがらず、丸っぽい。 

  Homeへ