ニシノヤマタイミンガサ


                  ’12.7.27撮影 湯布院町(大分県)




                  ’09.8.18撮影 庄内町(大分県)


暗い木陰に群生しています。
ヤブレガサと似ていますが、葉の切れ込み方がヤブレガサは深裂し、葉柄が楯状につき、
ニシノヤマタイミンガサは切れ込みが中裂で左右対称、葉柄は盾状にならないことで区別できます。
ヤマタイミンガサの分布は四国までで、九州には分布していないそうです。
両方ある地域は見分けが難しいでしょうね。




                     ’13.3.26撮影 庄内町(大分県)

若葉はヤブレガサの若葉と似てますね。



                        ’14.5.19撮影 湯布院町(大分県)


春、葉が展開すると、ニシノヤマタイミンガサの群生に驚きます。


くじゅう(大分県)

ニシノヤマタイミンガサ(西の山大明傘)/キク科 コウモリソウ属 多年草/7〜9月/本(岐阜以西)〜九
  山地の木陰 ヤマタイミンガサの変種で、葉は掌状に中程まで9〜10裂し、左右対称。葉柄は盾状にならない。
  頭花は茎の先の方に円錐状につく。頭花の長さは15〜20mm、総苞片は3〜4個、小花筒状花は2〜4個。

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