ミミカキグサ


               ’05.8.14撮影 湯布院町(大分県)



             ’05.8.14撮影 湯布院町(大分県)

花のあと萼が大きくなって果実を包んだ様子が耳かきそっくりなのでミミカキグサになりました。





               ’10.9.17撮影 中津市(大分県)



                                    ’10.9.17撮影 中津市(大分県)

今回はサワトウガラシと一緒にたくさん咲いていました。
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 Utricularia bifida L.
ミカキグサ(耳掻草)/ タヌキモ科 タヌキモ属 多年草 食虫植物 / 8~10月 / 北海道~沖縄
  湿地や泥地。草丈5~15cm。茎は地表から地中に伸びて横に這い、白い糸状の茎を伸ばし、地下に多数の葉をつける。気中葉は地表付近につき、へら形~線状倒卵形、長さ6~30mm、幅1~4mmで無毛。捕虫嚢は地下の茎や葉、地上付近の茎などにつき、球形で径0.5~1mm。花は花茎の先に1~10個が総状花序につく。花茎は分枝せず、数個の鱗片葉をつける。花弁は黄色、上唇は長楕円形で鈍頭、長さ3~5mm、下唇は長さ4~6mm、縁は広卵形に広がり、距は円錐形で下方へ湾曲し、長さ3~5mm。萼は上下に2裂し、広卵形で長さ3~4mm。花後花柄は3~7mmに伸びて開出し、萼も5mm程度に広がり、耳掻状になる。果実(蒴果)は萼に包まれ、長さ約3mm。種子は傾いた倒卵形、表面は波打ち、格子状の立体模様があり、長さ約0.5mm。 
 
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