コウリンギク   '16  '23


                     ’23.8.26撮影

残暑が厳しい草原に僅かながら開花していました。



                                                                                 ’23.8.26撮影


黄色の花を咲かせるオグルマやカセンソウより、舌状花の数が少なく、キオンより多いです。
次に、総苞を観察すると、
↑↓総苞はスマートな半球形で、総苞片もスリム、基部についているたくさんの小苞片もスリムです。



                                     ’23.8.26撮影





                       ’16.8.21撮影

素朴な花が今年も咲き始めました。
日本では大分県のみに残る大陸系遺存植物です。
大事に見守ってくださいね。



                        ’16.8.21撮影



                                       ’16.8.21撮影



                       ’16.8.21撮影

くじゅう(大分県)
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Senecio argunensis Turcz.               *ヤコバエア属(Jacobaea argunensis) とすることもある。
コウリンギク(紅輪菊) / キク科 *キオン属 多年草 / 8~10月 / 九州(大分県)
  山地の湿った草地。草丈65~150cm。大陸系遺存植物。茎は直立し、上部で分枝する。葉は多数つき、
  根出葉は花時には枯れる。中部の茎葉は卵状長楕円形~長楕円形で、長さ8~10cm、幅4~6cm、柄はなく
  羽状深裂し、裂片は4~6対あり、欠刻があり、上面は無毛、下面はくも毛ある。頭花は多数散房状につき、
  直径2~3cm。舌状花は黄色で、長さ15mm。筒状花は長さ7mm。総苞は半球形で、長さ6mm。総苞片は
  楕円形、基部に多数の小苞片がある。そう果は長さ2~3mm、冠毛は汚白色で長さ5.5mmほど、。

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