コウリンギク  '14


                        ’14.9.8撮影

コウリンギクの漢字表記は「紅輪菊」のようですが、違和感がありますよね。
コウリンカやコウリンタンポポは赤みが強いので、紅輪で納得しますが、本種は黄色なのに。



                                       ’14.9.8撮影



                         ’14.9.8撮影


花が咲き始めると存在感があるのですが、蕾もついていない頃だと、
ヨモギと間違えるくらい地味です。
遠くから見ると少し前に咲くオグルマに似ていますが、
草丈も高く羽状深裂した葉で容易に見分けることが出来ます。

くじゅう(大分県)
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Senecio argunensis Turcz. 
コウリンギク(紅輪菊) / キク科 キオン属 多年草 / 8~10月 / 九州(大分県)
  山地の湿った草地。草丈65~150cm。大陸系遺存植物。茎は直立し、上部で分枝する。葉は多数つき、
  根出葉は花時には枯れる。中部の茎葉は卵状長楕円形~長楕円形で、長さ8~10cm、幅4~6cm、柄はなく
  羽状深裂し、裂片は4~6対あり、欠刻があり、上面は無毛、下面はくも毛ある。頭花は多数散房状につき、
  直径2~3cm。舌状花は黄色で、長さ15mm。筒状花は長さ7mm。総苞は半球形で、長さ6mm。総苞片は
  楕円形、基部に多数の小苞片がある。そう果は長さ2~3mm、冠毛は汚白色で長さ5.5mmほど、。

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