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日当たりのいい河原、道端。草丈30~60cm。葉は偶数羽状複葉で、長さ3~7cm、葉柄の上部に密腺がある。小葉は15~35対つき、線形~狭卵形で長さ8~12mm、幅2~3mm。先はわずかに尖り、托葉は針形~線状披針形、長さ5~7mm、宿存する。花は葉腋のやや上に1~2個つき、花弁は黄色で5個、倒卵形で長さ6~7mm。雄しべは4~5本、時に仮雄しべがある。萼は先が鋭く尖り、狭卵形で長さ5~6mm。果実(豆果)は扁平な長方形で、長さ3~4cm、幅5~6mm、黒褐色に熟す。種子は黒褐色でほぼ菱形、1豆果中に8~12個入る。「決明」は薬用植物として栽培されているエビスグサの中国名。カワラケツメイも葉や果実は民間薬として利用される。 |