カシワバハグマ


                                 ’05.9.11撮影 由布岳(大分県)

花が辛うじて1つ残ったカシワバハグマ発見!
花が一つだとコウヤボウキみたいですが、葉を見ると全然違ってます。


カシワバハグマ ’05.9.11撮影 由布岳
                  ’05.9.11撮影 由布岳(大分県)
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 Pertya robusta (Maxim.) Makino
カシワバハグマ(柏葉白熊)/ キク科 コウヤボウキ属 多年草/9~11月/本州(宮城県以南の太平洋側)~九州
山地の木陰。草丈30~90cm。茎は硬くて、枝分かれせず直立する。葉は茎の中部にやや集まってつき、葉身は卵形~卵状長楕円形~倒卵形、長さ10~20cm、幅6~14cm。基部は円形~くさび形、縁には粗い歯牙がある。両面は無毛で縁に毛があるか、両面とも短毛があり、裏面は白色を帯びるか、帯びない。長い葉柄があるが、花柄に着く葉は無柄。頭花は茎の上部に穂状またはやや総状につき、総苞は円柱形、長さ1.8~3cm。総苞片は8~10列、無毛かしばしば褐紫色を帯びる。小花は9~14個、花床に密に短い剛毛がある。果実(痩果)は長さ約10mm。冠毛は白色~淡褐色、長さ1.3~1.5cm。ツクシカシワバハグマは頭花に柄があり、総苞の背に細毛がある。 
 

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