エゾミソハギ


                 ’14.8.23撮影 玖珠町(大分県)

今回この湿地で一番目立っていたのは、エゾミソハギ。
数はさほど多くはありませんが、鮮やかな色は遠くからでも目を引きます。



               ’17.9.1撮影 玖珠町(大分県)



エゾミソハギ ’06.8.26撮影 くじゅう
                               ’06.8.26撮影 湯布院町(大分県)

今にも雨が降り出しそうな空模様になってきました。
もう少し日差しがあると、艶やかだったことでしょう。




エゾミソハギ ’05.8.14撮影 湯布院町
                         ’05.8.14撮影 湯布院町(大分県)



                 ’05.8.14撮影 湯布院町(大分県)

茎や萼に短毛があり、萼の付属体が直立します。



              ’05.8.14撮影 湯布院町(大分県)

ミソハギ、エゾミソハギの違いは
エゾミソハギは茎や葉などに短毛が多いこと
葉の基部が円形になって茎を抱くこと。


エゾミソハギ
                ’05.8.14撮影 湯布院町(大分県)
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 Lythrum anceps (Koehne) Makino
エゾミソハギ(蝦夷禊萩) / ミソハギ科 ミソハギ属 多年草 / 7~8月 / 北、本、四、九
  湿地。草丈50~150cm。茎は直立し、上部で枝を伸ばし、4稜~6稜があり、葉や花序などとともに短毛があるが毛の量は変化がある。葉は対生または3輪生、葉身は長披針形~広披針形、長さ3.5~6.5cm、幅0.8~1.5cm。先は鋭形、基部は円形か浅心形で、半ば茎を抱き、全縁。葉柄は無い。花は茎頂に長さ20~35cmの穂状花序となって多数つく。花弁は6個、紅紫色で長楕円形、長さ6~8mm。雄しべは12個で2輪になり、交互に長短がある。萼筒は長さ4~8mm、12肋条があり、裂片は6個、裂片間の付属体は針状で直立し、長さ1.2~2mm。果実(蒴果)は残存する萼筒に包まれ、膜質で2裂開し、さらに2裂する。よく似たミソハギとの違いは、茎や葉などに短毛が多いことや、葉の基部が円形になって茎を抱くこと。

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