アオツヅラフジ
’04.9.18撮影 湯布院町(大分県)
花の頃は気がつかないのに、果実がぶら下がると目立ちます。
美味しそうに見えますが、食べられません。
果実はもう少し粉白を帯びた黒色になります。
葉は広卵形から狭卵形、浅く3裂するものと様々です。
< 雄花 > ’01.7.7撮影 秋吉台(山口県)
花弁は先端が浅く2裂しています。
雄しべが6個あり、雌しべがないので、雄花のようです。
’01.7.7撮影 秋吉台(山口県)
Cocculus trilobus (Thunb.) DC.
アオツヅラフジ
(青葛藤)/ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属 落葉つる性木本 / 花7~8月 実10~11月 / 本~沖
低地の草原や道ばた、林縁。 茎は細く、他のものに絡み付いて伸び、葉とともに黄褐色の毛がある。葉は広卵形~卵心形、時に狭卵形で、しばしば浅く3裂し、長さ3~12cm、幅2~10cm。先は円形、基部は心形~円形。花は雌雄異株、枝先および葉腋から細長い円錐花序を出し、黄緑色~黄白色の花を多数つける。花弁は6個、細長く先は2裂する。雄花では6個の雄しべがあり、雌花では6個の仮雄しべと6個の雌しべがある。萼片は6個、広卵形で外側の3個は小さい。果実(核果)は球形、径約7mm。藍黒色に熟し、白粉を帯びる。
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