ワチガイソウ


                      ’13.5.7撮影 吉部(大分県)



                                   ’13.5.7撮影 吉部(大分県)

岩陰からにっこり微笑んでいたワチガイソウ、辛うじて2株、残っていました。





                       ’05.4.29 黒岳(大分県)



                       ’05.4.29 黒岳(大分県)

赤い葯がチャーミングなワチガイソウです。
ワダソウとよく似ていますが、花弁の先が尖ったのがワチガイソウ
花弁の先が三角にへこんだのがワダソウです。
輪違草という名は、昔、名称が不明で無名の印として輪違いの符号を盆栽につけたことによるそうです。

くじゅう(大分県)
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 Pseudostellaria heterantha (Maxim.) Pax
ワチガイソウ(輪違草)/ ナデシコ科 ワチガイソウ属 多年草/ 4~6月/本(関東以西)~九
山地林下。高さ5~15cm。葉は対生し、短い柄があり、倒披針形~卵状披針形、縁に毛がある。上部葉腋から長さ3~3.5cmの花柄を出し、白色の5弁花を開く。葯は紫色、花弁はワダソウより尖る。雄しべは10個で葯は紫~紫褐色。萼片は5個、披針形で毛がある。花弁はワダソウより尖る。閉鎖花は基部の葉腋につき、花柄が短く、萼片4個、花弁はない。果実は長さ3.5~4mmの卵形。<参考:ワダソウ> 

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