ワタナベソウ


                        ’13.6.29撮影

もっと群生していたのに、4~5株くらいしか生えていません。
かろうじて花が残っていました。

何故か2015年頃から、群生していた登山道や林道から姿を消しました。(追記)



                        ’09.6.19撮影



                        ’09.6.19撮影


林道の片面は大きな葉が群生しています。
そのなかでも一番多い葉がワタナベソウ、咲き始めたばかりでしたが、
堂々たる風格はすべてを征圧しているように感じました。





ワタナベソウ ’05.6.26撮影 くじゅう
                        ’05.6.26撮影


ワタナベソウ ’05.6.26撮影 くじゅう
                    ’05.6.26撮影



ワタナベソウ ’05.6.26撮影 くじゅう
                       ’05.6.26撮影

珍しい植物なんですが、くじゅうの山では渡辺さんが大勢というところもあります。
大勢の渡辺さんが今日も雨に濡れていました。


 くじゅう(大分県)
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 Peltoboykinia watanabei (Yatabe) H.Hara
ワタナベソウ(渡辺草)/ ユキノシタ科 ヤワタソウ属  多年草 /6~7月 /愛媛、高知、九州
深山の林内。草丈40~60cm。ヤワタソウに似るが、根生葉は7~9に深裂している。根出葉は1個で大きく、葉身は円形、径15~35cm、掌状に7~9に中裂~深裂する。裂片は鋭頭で細い。葉柄は長さ約30cm。茎葉は根出葉と同形で小さく、葉柄は短い。花は花茎の先に数個つき、初め下を向いて咲くが、後に上向きになる。花柄は長さ2~5mm。花弁は長楕円形で鋭頭、淡黄色で、長さは8~15mmで不同、腺毛を密生する。萼筒は鐘形、径約6mm、下半分は子房と合着する。裂片は三角形で鋭頭、長さ約4mm。雄しべは10個、長さ約3mm、裂開前の葯は黄色で、後黒紫色に変わる。果実(蒴果)は狭卵形~楕円形、長さ10~13mm。和名と種小名は発見者、渡辺協氏への献名。

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