チドリノキ

 


3月、芽出しの頃、赤い鱗片葉が可愛らしいです。
4月になると花序を下げたチドリノキをたくさん見かけます。
6月、プロペラみたいな翼果を下げています。




’23.4.22撮影 くじゅう(大分県)

*APG分類体系、従来の分類ではカエデ科
チドリノキ(千鳥の木) / *ムクロジ科 カエデ属 落葉小高木/4~5月/本州(岩手県以南)~九州
  別名はヤマシバカエデ。 山地の沢沿い。高さ8~10m。高さ8~10m。幹は樹皮は暗灰色~灰色、成木では
  縦に割れる。葉は対生、葉身は長楕円形、長さ8~13cm、幅2.5~5.5cm。先は急鋭尖頭、側脈は18
  ~25対、基部は浅心形~円形、縁には重鋸歯がある。葉柄は長さ0.5~2cm。花は雌雄異株。本年枝の先に
  長さ5~10cmの総状花序を下垂し、淡緑色で直径1~1.2cmの花をつける。雄花序では15個ほど、雌花序
  では3~7個の花をつける。萼片は長さ約5mmの狭楕円形、ふつう4個で長い軟毛がある。雄花の花弁はしばしば
  退化して全くないかまたは4個で萼片と同長、雄しべは4~10個。雌花は萼片、花弁とも長さ4~7mmで短い
  雄しべと細長い花柱のついた毛のある子房がある。果実は翼果でほぼ直角に開き、8~10月に熟す。

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