サイハイラン Kuju


                     ’19.5.30撮影 九重町(大分県)



                   ’19.5.30撮影 九重町(大分県)



                                      ’19.5.30撮影 九重町(大分県)

コケイランは老いていましたが、サイハイランはセーフでした。





                 ’15.5.26撮影 庄内町(大分県)

下から見ると、ランの花ですね。




                   ’10.5.29撮影 庄内町(大分県)



                   ’10.5.29撮影 庄内町(大分県)

暗い林の中でサイハイランだけに柔らかい日射しが注がれていました。



                   ’12.6.7撮影  庄内町(大分県)

薄暗いところに咲く団体さん、赤みが強くやや不気味。



                                        ’12.6.7撮影  庄内町(大分県)

くじゅうは各所でイハイランの花盛りでした。
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Cremastra variabilis (Blume) Nakai
サイハイラン(采配蘭)/ ラン科 サイハイラン属 多年草 / 5~6月 / 本、四、九、沖
山地の木陰。球茎は卵形、やや離れ気味に接続し、ふつう1個の葉を先端につける。葉は狭長楕円形で、革質、長さ15~35cm、幅3~5cm、長鋭尖頭で、基部は柄となる。花茎は高さ30~50cmで、直立し、基部は鞘状葉で包まれる。10~20花をやや密に総状につける。苞は線状披針形、長さ7mm、鋭尖頭。花は淡緑褐色で紅紫色をおびるものが多いが、花色の変異に富む。萼片と側花弁は線状披針形、長さ3~3.5cm、鋭尖頭。唇弁は長さ3cm、基部が少しふくれ、全長の2/3が蕊柱を抱え、先端部で3裂する。側裂片は披針形で中裂片は長円形。蕊柱は長さ2.5cm、先端は太い。和名は花序の様子を〈采配〉に見立てたもの。緑化個体(アントシアニン合成能力を欠く)を品種アオサイハイランという。  
モイワランC.aphylla T.Yukawaは根茎がサンゴ状に分枝し、葉が退化し、花色が赤く、蕊柱の下部がふくらまないなどの点でサイハイランと異なる。

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