ルイヨウボタン '02


                                                       ’02.4.25撮影 くじゅう(大分県)



                               ’02.4.25撮影 くじゅう(大分県)



                                ’02.4.25撮影 くじゅう(大分県)

ボタンの葉に似ているから類葉牡丹と名付けられたそうですが、
ボタンはふつう2回3出複葉で、ルイヨウボタンは3回3出複葉です。
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 Caulophyllum robustum Maxim.
ルイヨウボタン(類葉牡丹) / メギ科 ルイヨウボタン属 多年草 / 4~7月 / 北海道~九州
山地の林内。草丈30~70cm。茎や葉は無毛。茎葉は普通2個あり、下の葉は2~3回3出複葉で、葉柄がなく、第1小葉柄が長いので、3個の複葉が輪生しているように見える。上の葉の小葉柄は下より短い。小葉は卵形~長楕円形、幅の広いものは先が2~3裂し、長さ4~8cm、幅2~4cm、縁は全縁。頂小葉は有柄で側小葉は無柄。花は集散花序になって10個程度つき、花は黄緑色、径8~10mm。花弁状の内萼片は、外萼片は3~6個で早落性、花弁は6個、小さくて蜜腺がある。種子は1つの花から2個ずつでき、球形で径約8mm、裸出して藍色で液果状。和名は葉がボタンににていることから。 

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