クロフネサイシン


                        ’14.5.7撮影 九重町(大分県)



                 ’14.5.7撮影 九重町(大分県)

フタバアオイの葉を少し長くしたような感じで、
薄暗い林内でも緑の葉がよく目立ちます。



                    ’13.5.7撮影 九重町(大分県)



                   ’09.5.4撮影 湯布院町(大分県)



                                 ’09.5.4撮影 湯布院町(大分県)

↑ 正面から見ると花柱が3個、まわりに雄しべ6個が見えます。
萼筒には縦じまがあり、先は3裂し、斜開しています。

↓ 葉は円心形で、脈上に短毛があります。

 くじゅう(大分県)
  クロフネサイシンGalleryへ

 *APG分類体系、従来の分類ではウスバサイシン属
 Asarum misandrum B.U.Oh et J.G.Kim
クロフネサイシン(黒船細辛)/ ウマノスズクサ科 *カンアオイ属 多年草 / 4~5月 / 四、九(中部)
山地落葉樹林下の湿った所。高さは8~15cm。葉はやや厚みがあり、円心形で4~6cm。両面脈状に短毛がある。萼筒は直径約2cmの扁球形で、裂片は3角状卵形で 斜開する。雄しべ6個、花柱は3個。(雄しべ、花柱の数は変異がある。)全体がウスバサイシンによく似るが、葉が薄く、雄しべが6個、花柱が3個へと半減していることが大きな特徴。(ウスバサイシンは葉が薄く、雄しべ12個、花柱6個。 )

Home