キヨスミウツボ


                            ’25.6.26撮影 くじゅう(大分県)



           ’25.6.26撮影 くじゅう(大分県)

花の構造を見たいのですが、満足出来る画像が撮れません。


                            ’25.6.26撮影 くじゅう(大分県)

群生していました。




                                ’15.6.29撮影 くじゅう(大分県)

撮影前、ハチが来ていて、撮影中もアリが動き回っていました。
昆虫をよせつける蜜、香りを出しているのかな?
今まで、キヨスミウツボについて何も知らないことに気づき、調べてみました。
芳香型と無香型があり、生殖方法も違っていて、染色体も違うらしいのです。
当然でしょうが、芳香型は昆虫に受粉してもらうので、柱頭が雄しべより高く、
無香型は自家受粉なので柱頭が雄しべより低いそうです。
来年は花の中もしっかり観察しなければ。



                              ’05.6.25撮影 くじゅう(大分県)





                                                             ’03.6.29撮影 くじゅう(大分県)



                                             ’03.6.29撮影 くじゅう(大分県)

カシ類やアジサイ類などに寄生する植物です。
 キヨスミというのは千葉県の清澄山に由来するそうです。




                                    ’15.7.18撮影 福岡市
果実

 Phacellanthus tubiflorus Siebold et Zucc.
キヨスミウツボ(清澄靫)/ *ハマウツボ科 キヨスミウツボ属 寄生植物 / 5~7月/ 北海道~九州
寄生主はアジサイ、ムラサキシキブ、ウンゼンツツジ、アラカシ、ウラジロマタタビなど多岐にわたる。茎は卵形の鱗片葉に覆われ、茎の頂に5~10個の花をつける。花ははじめ白色でのち黄色味を帯びる。花冠は長い筒状で長さ2cmほど。先は唇形となる。雌しべ1個、雄しべ3~4個。果実は液果で卵形、長さ1~1.4cm、中に多数の種子が入っている。花には2タイプあり、生殖方法も異なる。芳香型は訪花昆虫により結実する2倍体、無香型は自家受粉で結実する4倍体。和名は千葉県清澄山で見つかったことに由来する。 

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