ヤマブキソウ
’17.4.25撮影 球磨郡(熊本県)
’17.4.25撮影 球磨郡(熊本県)
深山でひっそり咲いているヤマブキソウです。
里で見る花とは違った趣があります。
’03.5.5撮影 京丈山(熊本県)
ヤマブキソウの輝きが暗い谷間を照らします。
黄金色のオーラを浴びると胸が高鳴ります。
’05.5.4撮影 仰烏帽子山(熊本県)
< セリバヤマブキソウ>
’01.5.4撮影 遠見山(熊本県)
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*APG分類体系、従来の分類ではクサノオ属
Hylomecon japonica (Thunb.) Prantl et Kündig
ヤマブキソウ
(山吹草)/ ケシ科 *ヤマブキソウ属 多年草 / 4~6月 / 本州~九州
山野の林内。根出葉は奇数羽状複葉で長い葉柄がある。小葉は5~7個で、長さ1.5~5cm、幅1.2~3cmの広卵形または楕円形になり、先端はとがり、縁は切れ込みと細かい鋸歯がある。茎は高さ30~40cmになり、茎の上部に少数の茎葉がつき、小葉の数は1~5個、ふつう3個つく。上部の葉腋に長さ4~6cmの花柄をもつ黄色い花を1~2個つける。緑色の萼片は長さ15~17mmで2個あり、開花直前に落ちる。花弁は4枚で長さ2~2.5cm。雄蕊は多数。花柱は短く、柱頭は2裂する。果実は蒴果で、径3mm、長さ3~5cmの線形になり、やや多数の種子が入る。和名は花の色がヤマブキに似ることによる。上部の葉が深く羽状に裂け、裂片にさらに深い切れ込みのある品種を
セリバヤマブキソウ
という。
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