ハルノタムラソウ









アキノタムラソウとはまったくイメージが違い、兄弟とは思えませんが、
ヒメタムラソウとはよく似ています。

’09.4.27撮影 球磨郡(熊本県)


< 参考 >

 アキノタムラソウの白花 ’04.6.12撮影 高千穂峡
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 Salvia ranzaniana Makino
ハルノタムラソウ(春の田村草)/ シソ科 アキギリ属 多年草/ 4~6月/ 本(紀伊半島)、四、九
湿った谷間、コケの生えた岩上。草丈5~35cm。葉はロゼット状となり、1~2回羽状複葉。下部の葉には長い柄がある。小葉の縁には少数の鋸歯がある。花は茎の上部に輪状に唇形花をつけ、花冠は白色で長さ約8mm。雄しべは2本で前方の葯隔は花糸状に伸びて1室の葯をつけ、後方は小さく退化する。萼は2唇形で、長さ5~6mm、果時には約8mmになり、外面には粗い毛が散生し、しばしば紫色を帯びることがあり、内面中央部に輪状に白毛がある。花穂は普通1本立ちであるが、よく生長した個体ではしばしば分枝する。果実(分果)は楕円形。

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