ミヤマナミキ









タツナミソウ属ですが、全体に小さく、花の長さが短いので、
咲きはじめはトウバナの仲間と見間違うこともあります。
しかし、果実はタツナミソウ属ですね。


’10.9.9撮影 福岡県
 九州のタツナミIndexへ
 Scutellaria shikokiana Makino
ミヤマナミキ(深山浪来)/ シソ科 タツナミソウ属 多年草/ 7~8月/本(関東地方以西)、四、九
   山地の木陰 高さ5~15cm。葉は長さ1.5~2.5cmの柄があり、広卵状三角形で長さ2~3cm、質は薄く、基部は切形、数個の深い鋸歯がある。茎先の花序に長さ7~8mmの唇形花を2個ずつ数段、まばらにつける。花冠は白色、下唇は上唇よりもはるかに大きく、斑点がある。茎の上部、萼には開出毛がある。変種のケミヤマナミキは全体に曲がった細毛が多い。
   <九州で見かける似たもの比較>
  ヒメナミキ  : 葉は卵状三角形、 花は葉腋につく
  コナミキ   : 葉は円心形、 花は葉腋につく。
  ミヤマナミキ : 葉は広卵状三角形、 頂生の花序をつくる。

Homeへ