カンスゲの仲間


                 ’02.3.17撮影 古処山(福岡県)

和名は葉が冬も枯れずに緑色であることからだそうです。


                 ’02.3.17撮影 古処山(福岡県)

花が綺麗だったので、撮影しましたが、花の時期では同定が難しいことがわかりました。

カンスゲ(寒菅)/ カヤツリグサ科 スゲ属 多年草/ 4〜5月 /本州福島県以西の太平洋側、中国地方)〜九州
  山地の谷沿いなどの樹林下。根茎は短く、葉を叢生する。基部の鞘は暗赤色〜黒紫色。葉は線形で幅6〜15mm、
  常緑で濃緑色、光沢があって極めて硬く、縁はざらつく。頂小穂は雄性、長さ2〜4cmで赤褐色を帯びる。側小穂
  は雌性、3〜5個あり、短い円柱形で直立し、長さ1.5〜3.5cm。雌鱗片は長さ約4mmで果胞と同長、褐色
  を帯びる。果胞は広卵形で長さ3〜3.5mm、先は嘴状。
  ※カンスゲの仲間は、オクノカンスゲ、ミヤマカンスゲ、ヒメカンスゲなどがあるが花の時期は見分け方が難しく、
   果実が成熟してからの確認が必要。

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