ハマトラノオ


                                 ’22.10.31撮影 甑島(鹿児島県)

低速走行の車中から薄紫色の花を見つけました。
そのときはダンギクと思ったのですが、近づくとハマトラノオでした。



                               ’22.10.30撮影 甑島(鹿児島県)



                              ’22.10.30撮影 甑島(鹿児島県)

10月末では大部分果実になっていましたが、少しだけ花が残っていました。
虎の尻尾ではなく、兎の尻尾みたいですが、薄紫の輝きが堪らなくチャーミングです。



                              ’22.10.30撮影 甑島(鹿児島県)



                                   ’22.10.30撮影 甑島(鹿児島県)

九州南西部の島嶼(とうしょ)だけに分布しています。
男女群島? 宇治群島、トカラ列島??? 群島?列島?
名前だけは知っていましたが、きちんと把握していなかったので、地図を広げて確認しました。(-.-;)

 *APG分類体系、従来の分類ではゴマノハグサ科**ルリトラノオ属
 Veronica sieboldiana Miq.
ハマトラノオ(浜虎の尾) (別名)カントラノオ / *オオバコ科 **クワガタソウ属 多年草 / 9~10月 
  /九州南西部(男女群島·甑島列島)·奄美大島·琉球(慶良間諸島の座間味島)
海岸の崖。茎は直立して長さ20~30cmになる。葉は対生しゃや肉質、鮮緑色でつやがあり、楕円形または長楕円形で先はほぼとがり、基部は狭まって柄がなくやや茎を包み、縁には不明瞭な鈍歯があり、両面ともほとんど毛がなく、長さ4~9cm、幅2~3cm。茎の先に長い穂になった花序をつくり、多くの花を密につける。花柄は長さ4~6mm、開出する長毛がまばらに生える。萼裂片は狭卵形で、縁に開出する長毛が散生する。花冠は青紫色で、長さ6mm、筒部1.5mm。蒴果は楕円形で先がへこみ、長さ4mm。

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