ヤシャビシャク


                 ’01.7.28撮影 霧立山地(宮崎県)

苔むした岸壁に不思議な果実が!
先に枯れた花の名残がついています。
花も見てみたいですが、縦走路の道のりは長すぎます。

*APG分類体系、従来の分類ではユキノシタ科
 Ribes ambiguum Maxim.
ヤシャビシャク(夜叉柄杓)/ *スグリ科 スグリ属 落葉小低木 / 4~5月 / 本州~九州
別名はテンバイ、テンノウメ。 深い山の樹上に生育する。茎は樹幹から垂れ下がり、時には茎の太さが3cmに達するものがある。葉は互生、短枝の先に束生する。葉は長さ3~4cmの円腎形で、両面に軟毛が多く、縁には鈍鋸歯があり、浅く5~7裂する。葉柄には軟毛が密生する。雌雄異株で、葉腋に1~3個の柄のある花をつける。花は淡緑白で長さ5~8mm。子房には針状の腺毛が密生する。果実は直径7~12mm、球形の液果で腺毛が密生し、秋に緑色に熟す。

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