ヤマホロシ
’02.8.17撮影
’02.8.17撮影
基部に白色~緑色の点があります。
’01.7.28撮影
めっきり少なくなったヤマホロシが咲いていました。
花はマルバノホロシによく似ていますが、ヤマホロシの花冠基部は濃紫色をしています。
ヒヨドリジョウゴに比べるとほとんど無毛のせいか
すっきりとした美人に見えます。
本州中部以北のオオマルバノホロシは果実が楕円形なので、区別が容易ですが、花はヤマホロシそっくり。
花冠基部も濃紫色らしいです。
霧立縦走路(宮崎県)
Solanum japonense Nakai
ヤマホロシ
(山ほろし) / ナス科 ナス属 つる性の多年草 / 7~9月 / 北、本、四、九
林縁。若葉を除いて、全体に無毛。葉は互生し、長さ3~8cmの先が尖った卵状披針形、基部は浅い心形~円形~切形、ときに下部の葉は基部で3裂する。花は3~6個の集散花序。花は直径約1cm、淡紫色。花冠は5つに分裂し、裂片は長さ約4㎜、反り返り、基部が濃紫色、2個の白色~緑色の点がある。雄しべは5個、雌しべをとり囲んで直立する。葯は長さ2.5~3.5mm。花糸は長さ約0.5mm。花柱は長さ約5mm、雄しべの間から突き出る。液果は直径6~7mm、9~11月に真っ赤に熟す。種子は長さ約2mm。
<よく似ているもの>
ヒヨドリジョウゴは全体に腺毛が多い。花が白く、花冠の基部が緑色。
マルバノホロシは全体にほぼ無毛で、若葉にも毛がなく、点状の突起があるだけであり、葉の基部が楔形~ 円形。また、花冠の基部が緑色。
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