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草丈8~15cm。塊茎は多数の大きさ不同でこぶ状に分枝し(塊茎支という)、栄養を十分蓄積してから、毎年次々に花茎を出す。塊茎の表面は表面に星状の白い皮目が散在する。
寄生木は、カエデ属のイタヤカエデ、ヤマモミジやイヌシデ、ウワミズザクラ、ダケカンバなど。葉は花茎にらせん状または2列に互生し、鱗片状で短楕円形~長楕円形。多肉質で厚く、スプーン状となり、内側はくぼむ。雌雄異株であるが、雄株は発見されていない。花茎は1個の塊茎に普通3~4個、時に10本以上生じる。花序は長楕円体~楕円体、長さ3~5cm、幅1.5~2cm、細かい粒に覆われ、橙赤色~橙黄色と変化が多い。 |