イワキンバイ


                            ’08.7.7撮影



                  ’02.7.14撮影



                   ’01.7.14撮影

6月から8月まで咲き続けています。
登山道に咲くツルキンバイは葉が薄くなめらかですが、
イワキンバイの葉はやや厚くかさついています。

白岩山(宮崎県)
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 Potentilla ancistrifolia Bunge var. dickinsii (Franch. et Sav.) Koidz.
イワキンバイ(岩金梅)/ バラ科 キジムシロ属 多年草 / 6~7月 / 北、本、四、九
山地の岩場。草丈10~30cm。茎は細くて分枝し、全体に伏毛がある。葉は通常3出複葉または4~5個の小葉からなる羽状複葉でその場合は下の2個は小さい。小葉の葉身は菱状卵形~倒卵形、楕円形、長さ1.5~4cm、幅1.5~3cm。先は鋭頭時に鈍頭、基部はくさび形、縁には粗い鋸歯がある。表面は緑色で裏面は粉白をおび、両面に疎らに毛がある。葉柄は長さ1~7cm、疎らに毛があり、茎葉は無柄のこともある。托葉は披針形、長さ7~12mm、外側は有毛。 花は花茎の先に集散状に2~12個つき、径約1cm。花弁は黄色で5個、倒卵形でわずかに凹頭、長さ4~7mm。花床には白毛が密生する。萼は狭卵形~披針形、長さ5~6mm、副萼片はは披針形、長さ4~5mm。果実(痩果)は卵形、褐色で縦じわがあり、長さ約2mm、基部に縮れた毛が生える。

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