コツクバネウツギ (別名キバナツクバネウツギ、ロッコウキバナコツクバネ)



長さ1.5cmくらいの黄色の花が可愛いです。
萼片は3個です。




ツクバネウツギの仲間は萼片のチェックが必要です。
5裂かな、3裂かな。識別の手がかりになります。

’01.5.26 白岩山(宮崎県)

  ※Ylistでは キバナツクバネウツギ、ロッコウキバナコツクバネは別名になっていました。
 Abelia serrata Siebold et Zucc.
コツクバネウツギ(小衝羽根空木)/スイカズラ科 ツクバネウツギ属 落葉低木/5~6月/本(中部以西)~九
  丘陵地の雑木林や岩場、ときに石灰岩地や蛇紋岩地。高さ1~2m。枝はよく分枝し、樹皮は灰白色~灰褐色で、不規則に裂ける。葉は対生し、卵形~卵状披心形で長さ2~5cm、幅1~2cm。先は急に細くなって鈍頭、基部はくさび形で、縁にごくわずかに不揃いの鋸歯がある。両面とも有毛で、裏面脈上には開出毛が密生する。花は若枝の先に2~6個集まってつき、黄白色~帯淡紅色。花冠は漏斗状で長さ1~2cm、先端は浅く5裂する。萼は基部まで2~3裂し、鈍頭あるいは凹頭か2浅裂する。果実(そう果)は細い筒状で長さ8~10mm。 

コツクバネウツギの萼片は2~3個。花冠の長さ1~2cm。
ツクバネウツギの萼片は5個、同長。花冠の長さ1.5~3cm。
オオツクバネウツギの萼片は4~5個(5個の場合1個が小さい)。花冠の長さ3~4cm。

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