オオバウマノスズクサ
葉の形で判断し、ホソバウマノスズクサ(アリマウマノスズクサ)としていましたが、
オオバウマノスズクサのようです。
細葉はオオバウマノスズクサでも度々みられることから、
近年ではホソバウマノスズクサの和名は用いられないようです。
オオバウマノスズクサとアリバウマノスズクサが両種生育している場所では
雑種も見られるそうで、純粋のオオバウマノスズクサかどうかわかりません。
’04.6.13撮影 樫原湿原(佐賀県)
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Aristolochia kaempferi Willd.
オオバウマノスズクサ
(大葉馬の鈴草)/ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属 つる性木本/3~5月/本(関東以西)~九
山地の林内。葉は互生し、卵円形~三角状卵形~惰円形で全縁、細毛があり、基部は心形。葉身の基部が両側に張り出すことも多い。葉脇から垂れ下がって、長いサキソフォン形の筒状花をつける。花は長さ3~4cm、外側は黄緑色、細毛がある。花弁はなく、3個の萼(花被)が合着して筒になり、舷部は広がり、筒部が曲がって花柄と続く。萼舷部内側には褐色の放射状の縞模様がある。筒口内部は暗紫色。
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