アリマウマノスズクサ


                  ’06.6.11撮影 樫原湿原(佐賀県)



                    ’06.6.11撮影 樫原湿原(佐賀県)


葉が細めのものをホソバウマノスズクサ(アリマウマノスズクサ)としていましたが、オオバウマノスズクサでした。
細葉はオオバウマノスズクサでも度々みられることから、近年ではホソバウマノスズクサの和名は用いられないようです。

ということで、アリマウマノスズクサとオオバウマノスズクサとは葉の形では識別できないそうです。

アリマウマノスズクサは花は濃い紫色で正面から見ると逆三角形に近く、
筒口内部は黄色のことが多い。(暫くすると帯紫褐色になる。)


なお、オオバウマノスズクサとアリバウマノスズクサが両種生育している場所では雑種も見られるそうです。
両方生育している場所なので、雑種かもしれません。






                                     ’08.6.3撮影 黒髪山(佐賀県)
  
葉の下にジャコウアゲハの幼虫がいました。

Aristolochia shimadae Hayata 
アリマウマノスズクサ(有馬馬の鈴草)/ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属 つる性木本/5~6月/本(近畿以西)~九
  高さ2~3mになるつる性の木本植物。オオバウマノスズクサの変種?。葉はやや薄く、裏面の毛も薄い。葉は広卵形から
  披針形まで様々、3つに裂け側裂片が円く張り出した形のものが多い。萼筒は強く曲がりる。花は濃い紫色で正面から見る
  と逆三角形で、筒口内部は黄色のことが多い。
 
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