ヘツカリンドウ  '04


一番初めに見つけたヘツカリンドウです。
暗い林下で、劇的な出会いです。

微動する花にじっと精神を集中します。
シャッタースピード1/2秒
ISOを上げ、呼吸も止め、祈るようにシャッターを押しました。











立派な根生葉です。
アケボノソウと同じような葉を想像していたので、驚きました。
ヘツカは辺塚という地名で大隅半島の肝属郡にあります。

このあと、続々とヘツカリンドウが現れましたが、
座り込んで撮影する気力が残っていません。
7時間の山歩き、くたびれました。


’04.10.16撮影 大隅半島A(鹿児島県)
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 Swertia tashiroi (Maxim.) Makino
ヘツカリンドウ(辺塚竜胆)/リンドウ科 センブリ属 1~越年草(多年草?)/10~1月/九(大隅半島・甑島)~沖
  
 和名は大隅半島の「辺塚」で発見されたことによる。やや湿った林内や薄暗い路傍斜面。高さ30~60cm。根生葉は6~8個で十字対生し、長さ10~20cm、厚く表面はなめらか。花は円錐状花序にまばらにつく。花冠は4~5裂し、裂片は12~20mm。大隅半島のものは緑白色、裂片中央に円形の蜜腺溝がある。花は雄性先熟。

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